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ネクスト通信
2024/01/22

子育て世代や移住者に人気の福岡県糟屋郡|住みやすいと言われる理由とは?

子育て世代や移住者に人気の福岡県糟屋郡|住みやすいと言われる理由とは? イメージ

都会の利便性と自然のやすらぎを同時に享受できる生活を求めていませんか?糟屋郡は都市部への便利なアクセスと自然豊かな住みやすさを兼ね備え、福岡市と比べてお手頃な価格で新築一戸建てを購入できることもあるため、子育て世代や移住者にとっても魅力あるエリアとなっています。
今回は、その中でも 粕屋町・志免町・篠栗町・須恵町・宇美町  「アクセス」「暮らしやすさ」「子育て環境」の3つの観点から深堀り下げて みます。

糟屋郡(かすやぐん)ってどんなところ?

福岡県の北西部にあり、粕屋町、志免町、篠栗町、須恵町、宇美町、久山町、新宮町の7つの町からなる糟屋郡。豊かな自然に恵まれている一方、福岡市や福岡インターに隣接しているため流通や産業も盛んです。

さらに、近年話題となっているのが 天神や博多駅と肩を並べる“次世代都市”を目指した再開発です。流通関連施設や九州でも最大級の規模を誇るショッピングモールが進出し、過ごしやすい住宅環境へと開発が進んでいます。令和2年国勢調査における福岡県人口増加率のランキング5位内に3町(粕屋町、新宮町、久山町)が入るなど、さらなる街の発展が期待されています。

粕屋町(かすやまち)の住みやすさ

写真提供:福岡県観光連盟

糟屋郡で最も人口が多い「粕屋町」は 子育て世代が急増しているエリア です。 人口増加や産業の発展で町の財政力が豊かになり、子育てサポートも充実しています。

交通アクセス

JR篠栗線(福北ゆたか線)とJR香椎線、福岡東バイパス(国道201号)、福岡都市高速道路、九州自動車道が走る交通利便性の高い町です。

〈電車〉

「長者原」駅、「伊賀」駅、「酒殿」駅、「柚須」駅、「原町」駅、「門松」駅の6駅。 主要な駅は「長者原」駅で、JR篠栗線(福北ゆたか線)を利用すれば、博多駅まで快速で約15分、そこから乗り換えをすれば天神駅まで約20分~30分ほど で行くことができます。
南は糟屋郡宇美町、北は福岡市東区西戸崎を結んでいるJR香椎線は、最新技術の自動運転を導入し、その実証を成功させている路線です。

〈バス

粕屋町内のバスは、西鉄グループが運営する「西鉄バス」、粕屋町が運行する「ふれあいバス」の2種類があります。

西鉄バス
西鉄バスのバス停は粕屋町内いたるところにあり、福岡空港や福岡市内へ移動することができます。粕屋町役場から天神方面バスへ乗車すれば約40分~50分ほどで天神に到着し、最安値で350円で移動できます。
ふれあいバス

ふれあいバス- 引用元:粕屋町社会福祉協議会

バス停へ移動するためには粕屋町内を巡回する「ふれあいバス」を無料で運行しております。 主にコースは4つあり方面ごとにわかれていますが、全コースの停車駅でもある「糟屋フォーラム前」で一度乗り換えることで目的地に合わせた移動ができます。

〈車

福岡市内へ移動したい場合は、高速道路を使わない下道での移動でも時間はかかりません。 粕屋町中心地から博多駅までは、約20分~30分で行くことができます。 ただし、雨天時や夕方の時間帯によっては混み合いますので注意が必要 です。福岡ICが近いため「渋滞を避けて急ぎで福岡市内へ移動したい」「北九州方面に行きたい」という要望も叶えられます。

子育て・暮らしの環境

粕屋町は糟屋郡の中でも、子育て世代が多く町全体が子どもの教育に積極的です。 保育園や幼稚園の数も多く、令和3年には待機児童数が1名と非常に少なくなっており子育て環境の向上が伺えます。それだけでなく、お買い物施設や公園なども多くあり子育て中のファミリーには嬉しい環境が整っています。

引用:粕屋町子育てサイト

粕屋町子育てサイト

粕屋町民の子育てファミリー向けのサイトです。粕屋町独自のサイトとなっており年齢や目的別の支援制度をすぐに探せるようになっています。子育てに関する情報のお知らせやイベントカレンダーなどもあり、非常に利用しやすいサイトですので粕屋町を検討中の方はぜひご覧ください。

参考:「粕屋町子育てサイト

地域子育て支援拠点事業

子育て中の親子同士が気軽に交流できる場を提供しております。 子ども同士の交流や、ママ・パパの子育てに関する悩みや不安を抱えている親にとって大変役立つ施設です。 地域子育て支援拠点には、以下のようなサービスが提供されています。

  • 保育士やカウンセラーによるママ・パパのためのセミナーやワークショップ
  • 子育てに関するグループ活動や交流会 ・妊娠・出産・育児に関する支援
  • 新生児・乳児の健康診断や健診
  • 保育所や幼稚園の入所案内

粕屋町には5つの施設があり、利用時間は月曜日~金曜日の午前10時から午後3時までで無料です。

参照:地域子育て支援拠点事業 

イオンモール福岡

引用:イオンモール福岡

イオンモール福岡は九州の中でも規模が大きくテナント数は約200店舗以上あります。ファッション、グルメ、雑貨、家電など幅広いジャンルの専門店、楽市楽座や映画館などアミューズメント施設も完備してます。 粕屋町からは行く場合は、シャトルバスが1日9便運行しているのでバスで通うことも可能です。

駕与丁公園(かよいちょうこうえん)

粕屋町のランドマークとして町外からも多くの人が訪れる公園です。花の名所としても知られ、1,300平方メートルの園内に、180種約2,400株のバラが色とりどりの花を咲かせます。高さ3m、長さ約20mのバラのトンネルでは甘く優しいバラの香りが漂い、何度も往復したくなるほど。中央の町章をモチーフにしたバラの回廊では約2,000株を超えるバラが咲き誇り、毎年5月には「バラまつり」が開催されます。

春には約700本の満開の桜が遊歩道一帯を淡いピンク色に染められ多くの花見客でにぎわいます。他にも展望台、など子供たちが遊べる遊具、駕与丁池を囲むようにウォーキングコースが整備されており、1周4.2kmでジョギングや散歩などがあり、子どもから大人まで楽しめる公園です。

校区

町内には、4つの小学校と2つの中学校があります。

〈小学校〉

仲原小学校
大川小学校
粕屋西小学校
粕屋中央小学校

〈中学校〉

粕屋中学校
粕屋東中学校

志免町(しめまち)の住みやすさ

写真提供:福岡県観光連盟

志免町は福岡市博多区・東区と大野城市に隣接しており、 粕屋町に並び福岡市から最も近いベッドタウン です。志免町から博多駅までの距離は6.5km、福岡空港までは3.8kmと遠方への移動が多い方にとっては非常に住みやすい町となっています。

交通アクセス

公共機関では主に西鉄バスが主な交通手段となります。 志免町に駅はありませんが、最寄り駅としてはJR香椎線「酒殿」駅が利用できますが、地下鉄空港線の「福岡空港」駅が近いエリアもあります。
主要道路として、福岡東環状線および県道福岡太宰府線が走っており、隣接している福岡市に入れば「福岡都市環状線」、須恵町で「九州自動車道」を利用できるため、車での移動も便利です。

〈バス〉

志免町には西鉄バス、福祉巡回バスが運行しています。西鉄バスを使えば「志免」バス停から「博多バスターミナル」まで乗換なしで約25分ほどで移動できます。また、福祉巡回バスは、志免町内の公共施設を中心に6コースで運行しており利用料は無料ですが、毎週月曜日と年末年始は運休してます。

〈車〉

志免町内には高速道路インターはありませんが、九州自動車道「須恵スマートインター」が近くにできたため、南北への移動も楽にできます。また、福岡都市環状線「西月隅」入り口から都市環状線へ簡単にアクセスできるため福岡市西側へ用事がある場合も高速を使って移動できます。

子育て・暮らしの環境

志免町はには、「鉄道公園」「平成の森公園」「志免町総合スポーツ公園」「シーメイト」など自然豊かで大きな公園が多く子供からお年寄りの方まで幅広く利用されています。 中でも「シーメイト」は志免町が管理する総合福祉施設で、スポーツ施設やレストラン、公園など多種多様な施設があるため、街の人に重宝されている施設です。

シーメイト

志免町総合福祉施設シーメイトは、福祉施設やスポーツ施設、レストラン、子供の遊び場など様々な施設を兼ね備えた志免町を代表する複合施設です。屋外にはグラウンドや公園があり、スポーツやウォーキング、遊具遊びなどを楽しむことができます。「なかよしパーク」で子どもたちは元気にアスレチックやすべり台を楽しめます。館内には浴室やレストランなどがあり、ゆったりと休憩することができます。福祉巡回バス(無料)も利用でき、町内からの交通アクセスもとても便利です。

志免町子育て支援センター

志免町は「ファミリー・サポート・センターしめ」という援助活動があります。有償のサービスになりますが、子育ての手助けをしてほしい人「おねがい会員」になることで「保育施設への送迎」「子どもが軽度の病気など、臨時的突発的な場合の援助」など困りごとに対応してもらうことができます。

校区

町内には、4つの小学校と2つの中学校があります。

〈小学校〉

志免中央小学校
志免東小学校
志免西小学校
志免南小学校

〈中学校〉

志免中学校
志免東中学校

篠栗町(ささぐりまち)の住みやすさ

篠栗町 – 南蔵院

篠栗町は、全体の約70%が森林に覆われ自然豊かな町です。昔ながらの自然を身近に感じることができ、なおかつ福岡市内へのアクセスも良いため、都会で働いているが静かな街で暮らしたい方におすすめです。

篠栗町と言えば「南蔵院」の世界最大ブロンズ製の涅槃像(ねはんぞう)が有名で、金運のご利益があるとして週末は多くの人で賑わいます。というのも住職が宝くじで1億3千万円も大当たりしTVなどのメディアでも取りざたされました。 そんな都心では味わえない自然やご利益スポットとしても楽しむことができるのが篠栗町です。

交通アクセス

博多、天神ともに車でのアクセスは約20分ほどです。 公共機関では電車とバスの2つの方法があります。 博多と天神ともにアクセスは良好で、博多へは一本で行けるので通勤・通学にも最適です。

〈電車〉

JR九州旅客鉄道- 路線図よりキャプチャし、赤枠は編集しております。

JR篠栗線(福北ゆたか線)
篠栗町にはJR篠栗線(福北ゆたか線)の「城戸南蔵院前」駅、「筑前山手」駅、「篠栗」駅があります。 篠栗駅から博多駅まで約20分 で移動することができ、天神駅までは博多駅から乗り換えて5分(合計約30分)ほどで行くことができます。

〈車〉

篠栗町内には高速道路のインターはありませんが、福岡東バイパス(国道201号)が通っており福岡インターまでは約10分ほどで行けます。また、福岡市へ一直線に伸びる県道607号線を通れば、博多まで約11.5kmの場所に位置しています。ただし、非常に渋滞する道路になりますので、電車を利用したりバイパスを利用する方が目的地へ早く到着するかもしれません。

子育て・暮らしの環境

自然豊かなので、のびのび子育てしたい方にはおすすめです。 「篠栗九大の森」は、志免町と九州大学が管理している美しい水辺の森です。約17ヘクタールの「森」には、約50種の常緑広葉樹と約40種の落葉広葉樹が生育し、中心にある蒲田池の周り約2キロメートルの遊歩道には、町の森林の間伐材を使用したあずまやベンチが所々にあり、自然を感じながら休憩することができます。

「篠栗・久山ファミリーサポートセンター」は、篠栗町及び久山町において以下のような支援をお願いできる制度です。「保育所、幼稚園等への送迎」「保育所、幼稚園、小学校帰宅後の預かり」「買い物等で不在にするとき」など援助を提供する会員が対応してくれます。有償利用になりますが、子育て世帯の負担を軽減する取り組みは安心感につながります。詳しくは「ファミリー・サポート・センターとは」をご覧ください。

校区

町内には、4つの小学校と2つの中学校があります。

〈小学校〉

篠栗小学校
萩尾分校
勢門小学校
北勢門小学校

〈中学校〉

篠栗中学校
篠栗北中学校

須恵町(すえまち)の住みやすさ

写真提供:福岡県観光連盟

糟屋郡内でも東南に位置していている須恵町は、2006年の 九州自動車道「須恵スマートIC」の本格運用以降、須恵町では福岡都市圏のなかでも地価が割安な点を背景に戸建てが次々と建設され、福岡市内を勤務地とする子育て世帯を中心に人口が増加 しています。

須恵スマートICも立地する駅の西側では、「スーパーセンタートライアル須恵店」や「Aコープ須恵店 JA FARMERS かすや」など買い物施設が増加。駅から約1.5キロメートルの距離にある「TSUTAYA BOOK GARAGE福岡志免」では、店内にキッズスペースを設け、親子で楽しめる空間を創出しています。また、須恵中央駅を利用圏内とする須恵町と隣町の志免町では、行政と住民の協働で子育て・教育を支援する環境の整備に注力しています。

交通アクセス

〈電車〉

須恵町にはJR香椎線「須恵」駅・「須恵中央」駅・「新原」駅の3つがあります。須恵中央駅から「香椎」駅まで20分強、「長者原」駅でJR篠栗線(福北ゆたか線)に乗り換えれば、「博多」駅まで30分前後です。1時間に上下各1~3本走っており、住民の足として大切な役割を果たしています。

〈車〉

福岡市への幹線道路である筑紫野・古賀線(県道35号)と、志免・須恵線(県道91号)が須恵町内を通る点は車所有者にはメリットと言えます。福岡空港へは、約20分程度になりますので空路を使用する際も便利なエリアです。

子育て・暮らしの環境

須恵中央駅の周辺に「須恵町役場」や「アザレアホール須恵(須恵町文化会館)」、図書館が入っている「あおば会館」といった公共施設、スーパーの「トレードマート須恵店」や「西日本シティ銀行須恵店」などが徒歩約10分圏内に集結しています。

春には3万本のつつじが咲きみだれる花の名所「皿山公園」や旧国鉄勝田線跡を緑道として再生した「志免鉄道記念公園」など、自然や歴史を満喫できるスポットも点在しています。

校区

町内には、3つの小学校と2つの中学校があります。

〈小学校〉

須恵第一小学校
須恵第二小学校
須恵第三小学校

〈中学校〉

須恵中学校
須恵東中学校

宇美町(うみまち)の住みやすさ

写真提供:福岡県観光連盟

宇美町は周囲を山に囲まれた自然豊かなベッドタウン。地名の由来にもなった「宇美八幡宮」は安産にご利益があるとされ、季節の行事にはたくさんの人が訪れます。近隣都市である大野城市や太宰府市、筑紫野市や飯塚市にもアクセスしやすい立地です。

交通アクセス

自然豊かな街ですが、 福岡市からさほど離れておらず車、バス、電車それぞれ移動手段が利用できます。特に福岡市までの直線距離が短いこともあり、車で30分以内で移動 ができるエリアです。

〈電車〉

宇美町には、JR香椎線「宇美」駅があります。博多へ行くには「長者原」駅で乗り換える必要がありますが、約30分で移動することができます。

〈バス〉

宇美町からはバスでの移動がとても便利です。西鉄バス「宇美町役場」のバス停からは博多バスターミナルまで乗換なしで約40分ほどで移動できます。また天神へも乗り換えはなく約40分で移動することができるため、都市部での勤務している場合はバスでの移動が便利です。

子育て・暮らしの環境

宇美町は歴史を感じながら散策ができる「四王寺県民の森」が有名です。子供が楽しめるイベントが頻繁に開催されており休日の遊び場にも困りません。大野城跡の土塁線上を中心に、三十三体の石仏群が点在し歴史も感じることができるため大人も楽しめる場所になっています。

「子育て支援センターゆうゆう」は、宇美町に住む就学前の子どもとその家族が自由に利用できる施設で、保育士と、経験豊富な子育てサポーターに子育ての悩みや不安も相談できます。

その他にも宇美町が提供している「宇美町 子育て支援アプリ うみにょん」では妊娠期から子育て期までの成長記録が管理できたり、予防接種のスケジュールを自動作成機能など子育てに必要な情報がまとまったアプリを提供しています。

校区

町内には、5つの小学校と3つの中学校があります。

〈小学校〉

宇美小学校
宇美東小学校
原田小学校
桜原小学校
井野小学校

〈中学校〉

宇美中学校
宇美東中学校
宇美南中学校

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まとめ

自然と共にのんびりと暮らしながら都心にもアクセスできる糟屋郡は、福岡市と比べてお手頃な価格で購入できる傾向にありますのでベッドタウンとして人気が上がっているエリアです。 そのため糟屋郡の中でもアクセスが良い立地にある物件はすぐに売れてしまうため、お早めにご相談されることをおすすめいたします。

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