- ネクスト通信
- 2021/10/02
忙しい子育てを助ける収納アイデアとは?明日からできる具体的なアイデアをお伝え
住まいの中で定期的に不満が出てしまうのが、収納問題ではないでしょうか。
とくに子育てが始まると、おもちゃにオムツ、絵本と、どんどんモノが増えてしまいます。あとでまとめて片付けようとしても、なかなか時間が取れないうえに、またすぐに散らかってしまう。
そんなイライラは、家づくりの工夫で解決してしまいましょう!
今回は、子育て中でもスッキリしたインテリアをキープしつつ、整理整頓にかける時間を減らす、そんな収納術をご紹介します。
目次
基本は使う場所に“ちょこっと収納”
「一番ラクで散らからないコツは、出したらすぐにしまうこと」
家づくりに携わってきた私たちは、“収納の極意”についてこんな風に考えています。モノをゴチャゴチャとため込んでしまうと、分別したり、運んだりとかなりの労力がかかってしまいますし、何より見た目にゲンナリしてしまいますよね。
収納用に大きなスペースを作っても、取り出すのにひと苦労。中を見なくなって、持っているモノをもう一度買ってしまうなんてことも起こります。
そこでご提案しているのは、“ちょこっと収納”
キッチンやダイニング、リビング、トイレと、場所によってよく使うアイテムは決まってきます。それぞれの場所にスペースを邪魔しない程度の収納があれば、すぐにしまえてとっても便利なんです。各部屋にどのくらいのスペースが取れるかは間取りにより変わります。まずは、どの場所に何が必要か書き出してみましょう!
●キッチン
食材、調理器具、食器、洗剤など
●ダイニング
カトラリー、食器など
●リビング
文具、リモコン、パソコン、おもちゃ、雑誌、映画などのディスク、ペット用品、観葉植物用グッズなど
●バスルーム・洗面所
タオル、洗剤、化粧品、シャンプーやボディソープ、ドライヤーなど
●トイレ
トイレットペーパー、洗剤、マットなど
●玄関
靴、シューケア用品、傘など
書き出してみると、どこに収納すればいいかわからないモノが出てきます。こういったアイテムは、間取りのアイデアで解決しましょう。
大きくて重い道具の収納術
コンパクトなスペースを家中に確保すれば、重い道具の取り出しも簡単になります。
掃除機や暖房機など、部屋をまたいで使う器具のほとんどは、毎日必ず出し入れするというものではありません。ただし、大きくて重いものが多いので、ガレージなど離れた場所に入れると運ぶのに苦労することに…。
そこで、階段下などのデッドスペースに収納を確保しておきましょう。
大モノ収納のコツ
大モノ収納のコツは3つあります。
- あまり奥行きを取らない
- 換気ができる場所を選ぶ
- 使う頻度で場所を変える
あまり奥行きを取らない
大きなアイテムが多いからと、広いスペースを用意しても取り出すのが大変。半畳〜1畳程度の収納を数カ所に分けて設置するのがベターです。
換気ができる場所を選ぶ
デッドスペースは湿気が集まりがち。器具の劣化を防ぐためにも、換気口や窓を設置するか、難しい場合は天気のよい日に扉を開けるなど、風通しに気をつけましょう。
使う頻度で場所を変える
“あまり使わない”道具の中でも、3ヶ月、6ヶ月、1年に一度などそれぞれペースが違うはず。よく使う方から手前に並べましょう。
また、お子様の工作やアルバムといった思い出の品は、うっかり処分を防ぐためにも分けて収納を。取り出しが比較的簡単ですので、ロフトや屋根裏など段差のある場所も活用できそうです。
面倒な洗濯ものは即収納!導線を考えたランドリールーム
毎日出てくる洗濯物対策には「ランドリールーム」が重宝します。洗濯機と干し場、クローゼットを1部屋にまとめてしまうことで、手間を大幅に減らせます。
洗濯〜畳むまでの作業を一度に
ドラム式洗濯機の場合は、洗ってすぐに乾かせます。
その横に机を置いて、そのまま洗濯した衣服を畳めば、あとはしまうだけ。机があればアイロンがけや作業台、使わない時はワークスペースとしても活用できますよ。
隣にファミリークローゼットをプラス
家族の衣類を1箇所にまとめて保管できるファミリークローゼットも最近のトレンド。ランドリールームの近くにあれば、家事はさらに効率化できます。衣類をクローゼットに吊り下げ収納にすることで、畳む時間もグッと減らせます。
まとめ
住まいの悩みには必ずと言っていいほどあげられる収納問題。調理や洗濯、掃除など、さまざまな家事の最後の仕上げに“少し片付ける”という流れをつくれば、いつでもきれいな環境をキープできます。
片付けの時間が減った分、お子様やご家族との時間をもっと有意義にしてほしい。
ネクストライフデザインが提案するアイデアは、そんな願いも込められています。