ママ・パパに人気の『家事動線に優れた間取り』5選
ブログ子育て中のご家族がマイホームを検討する際、「家事動線の良い間取り」を採用することで、生活の質を向上させ、快適に過ごすことができます。
この記事では、ネクストの家の設計士の経験をもとに家事動線に優れた間取りを詳しくご紹介します。玄関のからの動線、キッチンと水回りの動線、収納スペースの確保など、これからの家づくりの参考材料として、是非とも参考にしてください。
目次
玄関からの動線が優れた間取り
玄関→洗面エリア→LDKへの動線
通学・通勤の帰宅時、お外遊びから帰宅した際に、入室前の手洗い・うがい、お子様の泥だらけの服を脱ぐなど、玄関から洗面エリアへのアクセスは、子育て家庭にとって非常に重要です。お家を清潔に保つためにママやパパにとっても安心できるポイントとなります
玄関→パントリー→キッチンへの動線
買い物帰りに重たい荷物を持って家に帰ると、まずはその荷物をキッチンに運ぶ作業が待っています。ここで、「玄関→パントリー→キッチン」という流れが確保されていれば、荷物の運びやすさは格段にアップします。
キッチンと隣接するパントリーを設けることで収納性はもちろん、家事をする上での効率が向上し、料理の楽しみを高める大切なスペースになります。。食材や調理器具の整理整頓もスムーズに行えます。
ご家族の快適な生活を考えて、玄関から2つのアクセスルートを設けました。
最初に、帰宅後の利便性を考え、玄関の近くに洗面台を配置しています。これにより、お子様が遊んで泥だらけで帰宅しても、すぐに手を洗ったり着替えたりできるようにしました。
もう一つの動線はキッチンへのアクセスです。玄関からSCやパントリーを経由してキッチンに行けるため、お買い物帰りの荷物運びもスムーズに行えます。
さらに、LDKの北側には洋室を配置し、書斎やお子様のスタディスペースなど、多目的に活用できる空間です。
【建築士:宇佐香】
キッチンから水回りへの動線が効率的な間取り
キッチン⇔洗面室⇔脱衣室の動線
キッチンから水回りへの動線は、家事の効率を大きく左右します。たとえば「キッチンで料理をしている最中に洗濯機を回す」や「洗面室で手を洗った後、すぐにキッチンへ戻る」といった動きがスムーズになることで効率がグンとUPします。
よって、「水回りが一直線に配置されており直線的に移動可能」や「キッチン、脱衣所、洗面所が連続して配置され、一つの流れで動ける」という動線は無駄な動きを減少させ、効率的な家事をサポートしてくれます。
キッチンと水回りを一直線に配置しているため、ながら家事がしやすい間取りになっています。
LDKの隣に配置した2つの部屋は、リビングの一部としても個室としても利用できるため、平屋感覚で生活することも可能です。
リビング横のお部屋を配置した間取り
空間をつなげて、仕切れる「間仕切り戸」が活躍
リビング横のお部屋は、多目的に使える便利なスペースで、子供の遊びや学習スペースとして、また親が家事をしつつ子供を見守るのに適しています。また、パパやママのワークスペースや趣味、エクササイズスペースなど、家族のニーズに合わせてアレンジ可能で、多くの家庭でその柔軟性が評価されています。
子育てと家事をサポートする収納スペース
間取りづくりで重要なポイントは「収納スペースの確保」です。生活動線上に最適な収納スペースがあることでアイテムの出し入れがスムーズになり、日常生活の無駄な動きが抑えられ家事軽減に繋がります。
ここからは収納上手になれる間取りについてのポイントをご紹介します。
シューズインクローゼット
玄関に隣接して靴を脱がずに入れるシューズインクローゼットは近年採用率が高まっている人気の間取りです。靴だけでなくお子さんの遊具やアウトドア用品なども収納可能なため子育て家庭にとっては非常に便利でなスペースになります。
玄関横のクローゼット
玄関横のクローゼットは、お子さまのお出かけセットや脱ぎ放しになりそうなアイテムを収納するだけでなく、リビングへの塵やウィルスの持ち込みを防ぎ、ご家族の安心感も得られます。
1階の間取りは『回遊動線』を重視したプランになります。
LDKへのアクセスは「主出入口」だけでなく、「階段側」にもう一つの出入口を設けることで、2階への移動もスムーズに行えます。回遊動線の中心には広めのパントリーを配置し、食材や生活必需品などをストックするのに十分なスペースを確保してした。また、室内干しを設置した広めの洗面脱衣室は、家事の効率化にもつながります。
【建築士:宇佐香】
パントリー
お料理好きのご家庭にとって、キッチンの収納力を大きく高めるパントリーは必須かもしれません。コンパクトなサイズでも、キッチンの動線や収納の使い勝手を劇的に向上させます。さらに、パントリーは「もしもの備え」として非常用の食品や水など、災害時に必要なアイテムをストックしておくこともできます。
階段下収納
新たに収納スペースを作ると居住空間が狭くなってしまいますが、階段下なら元々使われることのない場所なので、空間を圧迫せずに収納スペースを広げることができます。
階段下収納を効果的に活用するためには、「使用頻度の高いものを手前に」「汚れが気になる場合は床に直置きしない」がポイントです。
ウォークスルークローゼット
ウォークスルークローゼットは、2箇所の入口があり通り抜けが可能で、効率的な動線や良好な採光・通風を取りますくなります。収納スペースはウォークインクローゼットより少ないものの、忙しい朝の支度にも余裕を持たせてくれるのが魅力です。
2階の各個室には収納スペースを設けていますが、主寝室のウォークインクローゼットは、ホールからアクセス可能なためファミリークローゼットとしても利用できます。
【建築士:石川宏樹】
まとめ
家事動線の良い間取りは、子育て家庭にとっての日常の快適さを大きく左右します。この記事を参考に、お家の設計やリノベーションを検討する際の参考にしてください。
ネクストの家では経験豊富な設計士が、各家庭の特性やニーズに応じて最も効率的なプランを提案いたします。あなたの家族のライフスタイルに合った最適なプランを一緒に考えてみませんか?福岡都市圏で暮らしやすいマイホームを目指すなら、私たちにもぜひご相談ください。お問い合わせはこちら