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建売(戸建て)の賢い選び方とは?住宅のプロがよくある後悔や失敗例・解決策を解説

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建売(戸建て)の賢い選び方とは?住宅のプロがよくある後悔や失敗例・解決策を解説 イメージ

一戸建てを検討している人にとって、注文住宅よりも手が届きやすい建売はやっぱり魅力的ですよね。でも、建売は施主の希望ではなく、メーカー側の仕様通りに建てる住宅です。入居後に、自分のライフスタイルに合わない仕様だったり、思わぬ失敗が付いてくることも…。

例えば、ネット上ではこんな後悔の声が多いようです。

  • 立地が悪い
  • 使いにくい間取りだった
  • 予想以上に狭い
  • 性能が低かった
  • 売却する時に予想以上に低い価格になった

せっかく建てたマイホームで気持ちよく暮らすためにも、あらかじめ“後悔のタネ”を取り除いておきたいもの。そこで今回は建売のプロであるネクストの家が建てる前にチェックしておくべきポイントをまとめました。住宅会社の営業担当との打ち合わせやモデルルーム見学の時に、ぜひ確認してみてくださいね。

また、ネクストの家は、福岡県で建売住宅、注文住宅の販売を行なっています。販売中の建売物件の情報は以下からご確認いただけます。合わせてぜひご覧ください。

建売住宅購入でよくあるトラブルや後悔とは?

まずは特に多い失敗例についてご説明します。軽く考えてしまいがちなことでも、いざ体験すると予想以上のダメージになってしまうこともありますよね。

ここでは、以下の9つの例についてご紹介していきます。

  1. 日当たりが悪い
  2. 立地が悪い
  3. 騒音被害
  4. 臭いの問題
  5. 間取りが使いづらい
  6. 収納が足りない
  7. 思っていたよりも狭い
  8. 住宅の性能が低い
  9. 売却価格が低い
  10. 他の家と比較して安っぽく見えてしまう

1:日当たりが悪い

宅地のほとんどは、家が密集している場所です。法律で日射しを守る建築基準は設けられていますが、人気のエリアほど満足な日光や通風が期待できない可能性大です。特に日照時間が短い冬を迎えて初めて後悔する方も多いとか…。

逆に、周囲の遮蔽物がない場合は、西日や周囲の建物による反射が強く、真夏は室内が蒸し風呂になってしまう恐れもあります。まずは、窓のある方角を見ておくことが肝心。

南側が最も日照時間が長いのでリビングに、東側は朝日が入るのでベッドルームに、西側には日除けのオプションを付けるなど間取りや窓でできる対策を考えましょう。

土地勘のある営業担当や周辺住民の方に実際の日当たりについて簡単に聞いておくのも必須です。

2:立地が悪い

建てる前に場所の下見は可能ですが、その場合は担当の車や自家用車で向かいます。でも実際に毎日往復してみると、「帰宅時間帯の交通の便が悪い」「家までの道に街灯が少なくて怖い」など思っていたこととずれる場合も少なくありません。

また、駅近でも途中に坂道があれば肉体的疲労は倍増します。体調が悪い場合や終電、終バスを逃した時にどう帰宅するのか、友達などを招待する時はどうか、さまざまな場面を想定しておきましょう。

3:騒音被害

「近隣の家族が週末のみ騒音がある」「夜だけ営業している店があり、遅くまでうるさい」など、一日中ではなく時間帯や日程を限定した騒音被害のケースが多々あります。ほんの少しだけだから…と我慢しているとストレスが蓄積されるもの。オプションで防げるか、いざという時に注意してくれる地域の相談役がいるかといった点も考えておきましょう。

4:臭いの問題

意外と見逃しがちなのが“臭い”。住んでから周りの飲食店の臭いが気になって窓を開けられないなどが発覚することもよくあります。

周辺の飲食店やお隣の換気扇の位置にも気をつけておきましょう。

5:間取りが使いづらい

「部屋割りが多くて、掃除が大変」「動線がスムーズではない」など、住んでみて使いにくさを感じる人が多いようです。仕切りや収納スペースなどは、子どもの成長や家族形態の変化で調整できるのが理想的。なるべくシンプルな間取りの家を選ぶようにするのがベターです。

また、他の家からの目線も意識しておきたいポイント。バス、トイレ、洗濯物干し場など人目を気にする場所にもご注意を。

6:収納が足りない

あまりに収納が少ないのも不便ですが、できれば間取りを圧迫したくないですよね。まずは、収納物をできるだけ詳細に書き出しましょう。年々増えていくキッチングッズや衣類、季節ごとにしか使わない大型家電や布団など、意外と書き出してみると多いものです。

出し入れできる場所がイメージできると、工夫次第で解決できるかもしれませんが、どうしても足りない場合は、DIYで棚を作ったり、屋外に倉庫を用意するという手もあります。

7:思っていたよりも狭い

図面やパース状態では、プロでもない限りなかなかイメージが掴めないのは当然です。時間に余裕がある場合は、近い間取りのモデルルームを巡って間取りの感覚をつかむのがおすすめ

8:住宅の性能が低い

「住んでみたら冷暖房の効きが悪い」「湿気がひどい」など、性能面は入居後に初めて不満を感じるものです。また、高断熱・高気密をうたっている住宅を選んでも、スペックの違いでその効果には大きな違いが出ます。

なるべく資料を集めて、その仕様を見比べてみるのが大事ですが、時間的に難しい場合は、営業担当に「建築確認済証」や「検査済証」「地盤調査報告書」などの証明書の有無を問い合わせましょう。

そして、担当が同席の上で説明を受けること。どんな小さなことも遠慮なく質問しましょう。妥協は禁物です。

9:売却価格が低い

新築住宅は“20年後に価値がゼロになる”と言われていますが、「子どもが独立して売却した時、驚くほど安かった」なんて、後悔を感じるのは数十年先のこと。住宅を売却するプランがなくても考えておいて損はないです。

一般的に資産価値が高いのは、「人気のエリア」「立て替える場合に扱いやすい形の土地」「シンプルでリフォームしやすい間取り」といった条件があげられます。自分達の住みやすさを最優先にしつつ、こうしたポイントも意識してみてはいかがでしょうか?

10:他の家と比較して安っぽく見えてしまう

契約した時は“これでいいか”と思っていても、打ち合わせや竣工などのバタバタが落ち着いたら「同じような住宅が密集していて、オリジナリティが無い」「外壁やデザインがありきたり」なんて不満も。

すぐに決めてしまわずに、じっくりと見直しできる時間の確保や第三者の意見も積極的に聞きましょう。また、どうしてもこの立地で建てたいという場合は、気になる箇所のオプション工事が可能なのか、費用感はどうなのか、までしっかり確認しておきましょう。

建売住宅を選ぶ際に事前に意識しておくこととは?

実際に建売住宅の情報を前にしても、確認するポイントはさまざま。一回で全て済まそうとせずに、納得いくまで何度もたずねましょう。

打ち合わせ前には、以下のような項目を考えておくのがベターです。

  1. 何を重視するのかを明確に優先順位づけしておく
  2. 業者の過去の実績を確認しておく
  3. 標準の仕様を確認

1:何を重視するのかを明確に優先順位づけしておく

立地が最優先、間取りが大事、など戸建購入の目的は家庭により異なります。絶対に譲れない条件、オプションで代替できそうなものなどまで明確にしておきましょう。多少意向にそぐわなくても他の要件が満たされている場合はOKなど家族なりの線引きを決めておくことが大切です。

ブラッシュアップするごとにマイホームに対するイメージがはっきりしてくるはずです。優先度は営業担当に共有すれば、より効率的に物件を探すこともできますよ。

2:業者の過去の実績を確認しておく

レスポンスの速度や接客対応は、住宅のサービスに比例する場合が多いので、最初から一社だけに絞るよりも数社から比較検討を。ネットなどの口コミも参考にしてみてください。

3:標準の仕様を確認

すべての目安となる標準仕様は、最初に頭に入れておくと、その後の判断もスムーズです。仕様でわからないことがあれば、営業担当との打ち合わせで徹底的に聞き出すのをめんどくさがってはいけません。

自分で調べるよりも、身になる情報が得られるはずです。ネクストの家の建売住宅の標準仕様は「建売の基本仕様」からご確認いただけますので合わせて参考にしてみてください。

モデルハウスや内覧ではどこを見る?

モデルハウスや現地での下見では、最新設備やおしゃれなインテリアについつい注目してしまいがち。事前にメモを用意して、落ち着いて回りましょう。

主に確認しておきたいのは、以下のような項目です。

  1. 生活の動線まわり
  2. 扉や窓の建て付け
  3. 傷や汚れなど
  4. 建設中の物件なら現場を確認
  5. 近隣の住環境は昼と夜をチェック
  6. 近隣で建設予定の別物件の有無

1:生活の動線まわり

日常で当たり前になりすぎて、見落とすことも多い生活動線。家づくりの前にもう一度見直しておきましょう。
キッチン、トイレ、お風呂などの水回りの確認はマスト。また水道の配管は、後からの工事が困難です。間取りと共に、ベストな動線を想定しましょう。

2:扉や窓の建て付け

扉や窓は大きさや位置で使いやすさも段違い。さらに、二重窓など仕様にこだわれば、冷暖房の省エネ化も実現できます。営業担当者に細かく相談し、使いやすさやよくある悩みなどをヒアリングしながら理想の状態にしていってくださいね。

3:傷や汚れなど

メンテナンスの手間や資産価値を考えると、傷や汚れがつきにくい素材を選ぶ方のがオススメです。

ただし、その分初期費用は高くなりますが結果として資産価値的に見ればお得の可能性もあります。建売の仕様書を見ながら、余裕があればグレードアップしてみるのがおすすめです。

4:建設中の物件なら現場を確認

建設が始まってからは、実際に足を運んで、現場スタッフに挨拶を。作業の邪魔にならないように気をつけながらコミュニケーションを取るうちに、こちらの提案や相談に乗ってくれることも。

そのため、建設中の物件があるならぜひ一度現地に行ってチェックしてみてください。ネクストの家の販売中の建売情報は「建売情報」ページからご確認いただけます。

5:近隣の住環境は昼と夜をチェック

契約後の変更はまず無理なので、決断前に必ず知っておきたいポイント。何度か時間を変えて下見しながら近隣住民の方から話を聞けるとよりベターです。近所付き合いや治安の良さなどは必ずチェックしておきたいですね。

6:近隣施設の確認

実際に下見に行った際はその家の周辺環境もチェックしておきたいポイント。スーパーは近くにあるのか、お子さんがいる家庭なら公園はどこにあるのか、など細かくチェックしておきましょう。

まとめ

建売住宅の内装

ひと昔前は、「建売は安い分、性能面はイマイチ」なんて言われていましたが、最近では、建売住宅の性能自体も非常に高くなってきているため焦らずに比較を楽しみながら建売情報に触れてみましょう。

ただ購入してから後悔してしまうのは勿体無いので念入りに購入前に上記で紹介したポイントを意識しながら理想の建売住宅を探してみてくださいね。さらに担当の営業マンもかなり重要な要素です。会社の特性や接客時のやりとりも含めて、親身になってくれる担当を探し、常に相談できる状況にしておくのがオススメです。

 

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