福津市の住みやすさとは?海や自然豊かで観光もできる福津市の魅力を解説
ブログ今回は、「住み続けたい街(自治体)ランキング」の3位に選ばれた福岡県福津市の住みやすさについてご紹介します。 全国的にも人気の糸島市と似た住環境の福津市。移住者にも人気がでてきている穴場でもあります。
福岡県内でファミリーにおすすめした福津市の魅力について、アクセスや子育て支援、休日の過ごし方などから広くご紹介していきますのでぜひ最後まで読んでみてください。
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目次
福津市とは?
福岡県福津市は福岡県の北部の宗像地方に位置し、福岡市と北九州市の中間に位置する都市です。歴史は浅く、平成17年に旧福間町と旧津屋崎町が合併し「福津市」が誕生しました。2021年11月の時点で、人口は約7万人ほどで田舎すぎず、都会すぎず、と良いとこ取りをしたような理想的な街並みです。北は宗像市、南は宮若市に隣接。西はすべて海に面しています。
福津の海はウミガメの産卵が行われるほど、きれいなのが特長で、休日には美しい海での散歩やドライブが最高です。また海だけでなく山・川・干潟や田園などの自然環境に恵まれてます。ここ数年では移住先としても人気がでてきており、同じ福岡県で全国的にも人気のある糸島市と似たような住環境です。
全体的に福間駅周辺の開発が進み、小中学校、幼稚園、保育園、託児所などが近くにあるためファミリー層が多い地域です。
福津市のアクセスや通勤通学のしやすさは?
ここからは福津市のアクセスや通勤通学のしやすさについてご紹介します。福津市は駅などの公共交通機関がそこまで多くはないため、車があったほうが利便性は格段に上がります。
車での移動は?
福岡市から車で都市高速経由で40分(23キロ)、北九州市から都市高速と九州自動車道を経由で60分(50キロ)と福岡県の2大都市どちらからでもアクセスしやすい好立地です。国道3号線が近く、高速道路のインターチェンジまでのアクセスも良好です。
電車での移動は?
福間駅が主要駅になります。福岡市内(博多駅)から快速電車で25分、北九州市内(小倉駅)から45分と福岡県の2大都市どちらからでもアクセスしやすい好立地です。 特に博多駅とのアクセスが良いため、多くの方が利用しています。
福津市の買い物の利便性は?
福津市には福間駅からすぐのイオンモール福津があり、一通りの買い物はここで済みます。約180の専門店で生活に必要なものはほとんどそろい、レストラン、映画館と1日充分に過ごせます。土日祝日は約3,520台の駐車場が停められないほどにぎわっており、専門店の営業時間は21時まで、イオン食品売場は22時まで営業してますので、仕事帰りでも買い物が出来るから安心です。
2012年にイオンモール福津ができたことで、福津市の暮らしやすさや子育てのしやすさは格段に向上しています。子育て世代の興味を引く店舗や、フードコート、イベントが多く開催されているので子供たちやその親世代で賑わっています。雨の日のお出かけスポットとしても最適です。
車が主なアクセス方法ですが、福津駅から福津イオン行のバス(片道8分)が出てますので車がない方でも安心です。イオンモール以外にも3号線沿いには様々な飲食店などができており、とても便利です。
福津市の子育てのしやすさは?
ここからは福津市の子育て支援制度などについてご紹介します。ここで紹介する子育て支援サイトは一部となるため、すべての支援制度をご確認いただきたい場合は、福津市の子育て支援サイトこどもの国をご確認ください。
児童手当
児童手当は、児童を養育している方の生活の安定のために中学校卒業まで(15歳に達した後、最初の3月31日まで)の児童を養育している家庭に支給されます。
児童の年齢 | 児童手当月額(1人当たり) |
3歳未満 | 一律15,000円 |
3歳以上小学校終了前 | 10,000円(第3子以降は15,000円) |
中学生 | 一律10,000円 |
子ども医療制度
子ども医療制度では、子どもが病気やけがをした場合、中学3年生まで医療機関を受診した際の医療費のうち、保険診療による医療費の自己負担分の一部を福津市と福岡県が助成する制度です。乳幼児期はよく体調をくずしたり、思わぬケガをしたりと、病院へ通院する機会も少なくないため非常に嬉しい制度です。
本来であれば、公的医療保険の自己負担割合は、未就学児は2割、小学生からは大人同様、3割の自己負担がありますがさらに乳幼児や子どもが病院で診察や治療を受けた時に、医療費の自己負担分の一部を負担してくれます。詳しくは以下のサイトをご覧ください。
のびのび発達支援センター
のびのび発達支援センターでは、こどもの発達に関して事前予約による面接相談を行っています。 また、必要に応じて、在籍している市内の幼稚園、保育所、学校への巡回訪問も行います。例えば以下のようなことにお困りであればすぐに相談することができ、もちろん費用は無料です。
- 言葉が遅い気がする
- かんしゃくが激しい
- 何回注意してもきかない
- ともだちと一緒に遊んでくれない
- 育てにくさを感じる
- 落ち着きがないように感じる
- こだわりが強い
子供について悩んだらすぐに相談ができるのびのび発達支援センターなどがあれば安心できますね。
参考:のびのび発達支援センター – 福津市子育て支援サイトこどもの国
福津市の学区の特徴は?
福津市には以下の7つの小学校があり、学校の選択肢が非常に多い学区です。
- 福間小学校
- 福間南小学校
- 勝浦小学校
- 津屋崎小学校
- 神興小学校
- 神興東小学校
- 上西郷小学校
その中でも福間小学校と福間南小学校が1200~1600名と非常に生徒数が多く、福間南小学校は令和3年度時点1,538人で、福岡県下一番の児童数となっています。
福津市でのオフの日は過ごし方は?
ここからは、福津市のオフの日の過ごし方についておすすめをご紹介します。自然溢れる福津市では、海や山でのアクティビティなどが楽しめます。
海岸沿いの夕陽が見えるカフェ
「福間海岸」は福岡を代表するロングビーチで「九州の湘南」と呼ばれており、2キロに続く白い砂浜、青い松林、地平線に沈む夕日など、家族連れや若者でにぎわう人気の場所です。福間海岸の通りには多くのオシャレなカフェやバー、レストランがずらりと並び、リゾート感が非日常を演出。シーサイドカフェのテラス席はとても人気です。11時には各店舗満席になることもあります。
その中でも「ホットサンズ」はホットサンドが大人気のお店で、8時から10時までのモーニング、11時から15時までのランチタイム用のメニューも人気です。海が一望できるカウンター席があり、電源も完備しております。自宅の近くに「福間海岸」があると幸せな生活が送れること間違いなしです。
マリンスポーツが盛ん
「福間海岸」は西日本有数のウィンドサーフィンのメッカでもあります。夏季のシーズンは遊泳、ウィンドサーフィン、バナナボート、サップといった様々なレジャーを堪能できます。
遠浅なので子供がいる家族連れも安心して遊べます。広々した福間海浜公園駐車場が無料で、シャワーも完備しております。
また、場所によっては海の家やマリンスポーツショップでBBQも可能です。近年は、干潮時に砂浜が鏡のように空を反射して見える神秘的な光景が「かがみの海」と呼ばれSNS等で大人気スポットとして注目されています。
大きな公園で子供と一緒にのんびりもOK
福津市には子どもと遊べる大きな公園が複数あります。代表的な4つの公園について簡単にご紹介していきます。
「なまずの郷」の池には鯉とナマズが生息しており、広々とした芝生広場、ローラーすべり台やブランコもあって小さい子も楽しめます。
「みすがめの郷」は久末ダムに隣接する水辺の公園です。滑り台や夕一ザンロープがある多目的広場(芝生広場)、野球場、テニスコートがあり、子どもから大人までたくさんの人々に利用されています。
「あんずの里」は山の中腹に立地する綺麗な公園で玄界灘が望める自然いっぱいの公園です。子供むけの遊具、野球場、サッカー場、テニスコートがあります。
「宮の元公園」は多世代が集う公園です。文化活動などに利用できる屋内施設、遊具やバスケットゴール、ゲートボールなどを楽しめる広場があります。
ネクストの家スタッフ推薦!福津市の中でも特におすすめのスポットや観光
ここまで、福津市の住みやすさや子育てのしやすさについてご説明してきました。ここでは、ネクストの家のスタッフがおすすめする福津市の観光スポットについて紹介していきます。ちょっとした遠出などの参考にしてみてください。
3つの日本一がある宮地嶽神社
宮地嶽神社の交通安全の神様です。創建は約1700年前と古く、主祭神は「神功皇后」です。年間220万以上の参拝客が訪問し、参道にはお土産屋さんが並び、鳥居をくぐり階段を上って振り返ると、一直線に続く参道の先に玄界灘の海が広がっていて非常に感動的な風景が広がります。
この宮地嶽神社には、大注連縄、大太鼓、大鈴の3つの日本一があります。これらの日本一はどれも圧巻の大きさのため、非常に見応えがあります。
1つ目は、拝殿にある大注連縄で、直径2.6メートル、長さ11メートル、重さ3トンと圧巻の大きさがあります。この注連縄は毎年掛け替えられ、1年間で約1,500人の方が参拝をします。
2つ目は、直径が約2.2メートルと非常に大きな大太鼓です。国産の和牛の1枚皮で作られており、この太鼓の音は、数キロ先まで届くそうです。
3つ目は、日本一の大鈴です。以前までは注連縄と一緒に拝殿に飾られていましたが、現在は鈴堂に置かれています。こちらの鈴も大鈴という名前の通り、重さが450kgもある非常に大きな鈴です。
また、神社より参道の先にある相島に夕陽が沈み、光り輝く道となる「光の道」が奇跡の絶景として多くの若者が訪れております。この「光の道」が見られるのは年に2月と10月の2回のみと短い期間のみです。
アクセスは福岡市から国道3号線で50分、北九州市から国道3号線で70分です。
穴場の海水浴場「白石浜海岸」
「福間海岸」ほど有名ではないですが、全長4キロの真っ白な砂と松の緑のコントラストが印象的な、穴場の海水浴場「白石浜海岸」もぜひ観光地として一度は行っていただきたいスポットです。海の透明度も高く、人も多すぎず、遠浅なので子供連れの方もゆったりと過ごせます。
1年で一ヶ月ほどしか開いておりませんが、その分プレミアム感を演出してるとも言えます。アクセスは福岡市から50分ほどで車をおススメします。2021年はコロナの影響により休止となりました。訪れる際は事前に確認しておくと無難です。
趣のある街並み津屋崎千軒
津屋崎千軒とは江戸時代から明治時代にかけて、海上交易と塩田による繁栄した津屋崎地域の賑わいの様子を「人家が千軒もあるほどに繁栄している町」と称され名付けられたものです。当時の面影をしのぶ建物が点在しており、昔ながらの雰囲気が漂う風情あふれる地域です。
創業140年の酒蔵や薬局、カフェなどがあり、いずれも歴史ある建物が現役で活躍しています。その中でもスタッフがおススメするスポットをご紹介します。
津屋崎千軒民俗館 藍の家は明治34年に建築、国の有形文化財に登録されている建物で、地元ボランティアガイドさんが詳しくご案内してくださいます。2階には、当時の道具が多数展示されており非常に見応えがあります。
「ギャラリー蔵」は表通りから少し入り込んだ住宅街のなかにある古民家風のカフェです。天然真鯛を使用した鯛茶漬けやラーメンが名物となっている。無料でコーヒーが飲めます。長居出来るお店で店内には小物や陶器も販売しています。
津屋崎千軒のほぼ真ん中に位置する「みんなの縁側王丸屋」は、まちのコミュニティカフェとして旅行の人も気軽に立ち寄れ、お話したり、休憩したり、イベントに参加したりできます。「津屋崎千軒 なごみ」という観光所がありますのでそこに駐車し街を散策するコースがおススメです。
まとめ:福津市は綺麗な海のある子育て世代におすすめなエリア
ここまで、福津市の住みやすさについてご紹介してきました。
- 福岡市と北九州市の中間に位置し都会すぎず、田舎すぎない
- イオンモール福津で買い物に困らない
- 公園も多くあり、子育て世代に人気
- 豊富な学区で学校選びにも困らない
- 宮地嶽神社や津屋崎千軒があり、歴史を感じられる
- 国道3号線と高速インターチェンジがあり、他の地域へのアクセスも良好
福津市はファミリー層が多く、海、山などの自然の中でのびのびと子育てをしたいという方には理想的な街です。利便性を優先するなら、福間駅周辺などがいいでしょう。車や電車に乗れば、博多や天神の都心のアクセスも良好なので、すぐに中心地に出ることも可能です。
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